オリジナルソングのページに戻る昨夜から降り出した雨の音が 少しだけ早い夏 知らせる 紫陽花の花びらは 色を変えて 揺れている 傘をさす毎日が過ぎる頃は 通り沿い自転車であふれる 坂道を2人乗り 手放しして転んだね いつでも一緒にいた 飽きることもなく なのに時は 平凡選ばないの 「どんな時でも負けるな」って 貴方の口癖だった 「人生は勝ち負けじゃないよ」 いつも喧嘩になったね 今になればそれが勇気になる 気がつけばいつからか見上げてる 肩越しに見えていた向こうは 紺色の制服の胸のあたり ときめいた 放課後のグランド 夕陽に溶けてる ラグビーとパスカルは アンバランス 仲間内ではおどけてた 貴方がときどき見せた ふと寂しげな横顔の 理由に気付いていても 口にしたら何かこわれたはず 「雨の日は嫌いだ」 声が聞こえそう きっと世界のどこかで 笑ってるでしょう 「どんな時でも負けるな」って 貴方の口癖だった 「人生は勝ち負けじゃないよ」 いつも喧嘩になったね 今になればそれが勇気になる それが勇気になる・・・
ノスタルジー