深井 尚子

 -ピアニスト-


Shoko Fukai

 久本成夫氏に師事。1983年、A.クレメラ教授のもと、ウィーン市立コンセルバトワール終了。その後、J.デイヒラー、H.グラーフ、J.ウーデ各氏に師事。1985年ウィーン、1986年東京にてデビュー以来、活発な演奏活動を開始する。1988年、ロンドンに再び留学し、A.エスターハージイ氏のもとで、モスクワ音楽院のH.ネイガウスのメソッドを学ぶ。1990年帰国。1991年は国際親善コンサートツアーで、ヨーロッパ4カ国にて演奏、東京、カザルスホールにてリサイタルを行う。自主リサイタルは、4回を数え、いずれも好評を得る。1991年より、東京ベートーヴェンカルテットと共演するなど、室内楽にも意欲的に取り組んでいる。1994年より、東京都旧古河庭園内洋館で定期的なサロンコンサートを開始し、1995年6月には第4回を迎えた。板橋区主催の演奏会にも定期的に招かれている。  1995年5月にデビュー10周年と、ベートーヴェン生誕225周年記念のリサイタルが、ミュンヘン、ウイーンで開始され高く評価された。その他、ピアノの専門誌「ムジカノーヴァ」「ショパン」音楽新聞などに記事やエッセイの執筆も多数あり、特に、「ムジカノーヴァ」に連載された-音楽とヨーロッパの生活-が注目されるなど、多方面に活躍中。