弘田 長先生


弘田長先生略歴

安政6年6月15日土佐国幡多郡中村町に出生

明治4年13才の時、父君に伴われて上京

明治12年7月(21才)東京大学医学部を卒業して医学士の学位を得、直ちに外科当直医となる

明治14年12月(23才)熊本医学校一等教論として赴任し、外科を担任

明治16年2月(24才)同校附属医院長を兼任

明治17年10月(25才)依願免官

明治18年1月(25才)渡欧、独逸国ストラスブルク医科大学に於て小児科教授コーツ氏に就き小児科学を専攻

明治21年4月(28才)帰朝、直ちに東京帝国大学医科大学小児科外来臨床講義を嘱託さる

明治22年12月21日(30才)東京帝国大学医科大学教授に任ぜらる

明治24年8月(32才)医学博士の学位を授けらる

明治39年4月(46才)欧米各国に差遣さる

大正10年11月(60才)東京帝国大学の定年に従って退官

大正11年2月(61才)東京帝国大学名誉教授の称号を授けらる

昭和3年11月27日(67才)死去


 初代教授 弘田 長先生の短歌        榊原 洋一

 父のこと                  弘田 親輔


Toshio Hishi